ニキビ原因 アクネ菌

ニキビ肌の原因菌は肌にとって必要不可欠な存在

ニキビで悩んでいるといった場合、そのほとんどが炎症を伴う赤ニキビのことだと思います。

 

中には膿を持って黄ニキビに進行してしまうなど、痛みが発生してつらいという経験を持つタイプのにきびです。

 

そもそもこの炎症の原因は毛穴の中にいる細菌です。

 

 

そしてニキビの元凶として誰もが一番に思い浮かべるのが「アクネ菌」ではないでしょうか?

 

 

“アクネ”という単語自体がニキビの意味もあったり、ニキビ肌用の化粧品の商品名にも使われたりしていて、聞き覚えがある人も多いでしょう。

 

 

アクネ菌は正式には「アクネ桿菌」という名称で、確かにニキビの炎症を起こす原因菌であることに間違いありません。

 

ところがこの菌は元々肌の上にいる常在菌で皮膚のバランスを整える役割を果たしているのです。

 

 

その他にも知られているのはマラセチア菌と言うカビの一種や、一時顔ダニとして有名になったニキビダニなど、いずれもが誰の皮膚の上にも住んでいる有効常在菌たちなのです。

 

 

ちなみに人の皮膚に寄生しているニキビダニは2種類で、毛穴の入り口付近に住んでいるのがニキビダニ、さらに奥に生息しているのがコニキビダニです。

 

アジア圏の人にいるニキビダニとヨーロッパにいるニキビダニはまったく別種なのだそうで、人類に合わせてダニの方も進化していると考えられています。

 

 

適度な数が存在している分には何の問題もありませんが、このどれもが皮脂が大好物なために、皮脂が過剰に分泌されてしまうとそれにつられて一気に増えてしまうことがあります。

 

顔ダニそのものが悪さをするのではなくても、膨大に繁殖すれば大量のフンや死骸が発生して肌のpHバランスを崩して肌荒れを引き起こしニキビの悪化につながるなどの条件になってしまいます。

 

 

マラセチア毛包炎とニキビの関係

 

ニキビダニと並んで原因のひとつにあげられるマラセチア菌の場合はニキビというよりもマラセチア毛包炎という病名が正式名称で、皮膚科では別の病気として扱われます。

 

こちらの場合、見た目には赤くてやや光沢があり、普通のニキビとは違って赤いブツブツが均一な感じで表面は滑らかです。

 

汗ばむ季節になると見られることも多く、特に胸や背中、肩、腕といった部位にブツブツが出ているのであれば、実はニキビではなくマラセチア毛包炎の可能性も高いです。

 

ニキビと違い、押しても潰せずに中身が出ないという特徴がありますが、実際には見ただけで診断するのは難しいことも多い症状です。

 

大人ニキビと同じように再発しやすいので汗をかきやすい方は注意するようにして下さい。