ニキビ原因 顔ダニ

毛穴の中で皮脂を餌に棲息するニキビダニ

 

ニキビダニという虫があなたの顔の毛穴の中にたくさん寄生しているのはご存知ですか?

 

大きさは290μmと通常では目に見えない程ごくごく小さい物ですが、顕微鏡で見るとしっかりと虫の形をしているのでゾッとします。
(※1マイクロメートル=0.001ミリメートル)

 

じつは人間だけでなくどんなほ乳類に対してもその動物特有のニキビダニがいるそうで、ヒトに寄生するニキビダニは2種類存在します。

 

毛穴浅い分で6-8個の群れで棲息するのがニキビダニで、毛包上皮細胞をエサにしています。
また毛穴のもっと奥の皮脂腺内部にはコニキビダニという別の種類が個体で寄生しており、こちらは皮脂腺の細胞を餌にしていると推測されています。

 

にきびの内部で検出されることが多いのですが、必ずしもニキビにだけ寄生しているということではないとのこと。
ただ毛穴の皮脂腺を好むため、それが発達している顔面に多く寄生するので「顔ダニ」と呼ばれているのです。

 

卵から生まれてから死ぬまで約2週間だそうですが、赤ちゃんの肌には住み着いておらず、大人のほおずりなどによって感染していくそうです。

 

 

ニキビダニの大切な役割とは?

 

自分の肌にそんなダニが住み着いているなんてショックですが、この顔ダニそのものはニキビの原因になっているわけではなく、肌のコンディションを整えてくれる役割も果たしています。

 

日頃は皮膚の弱酸性状態を上手く保つのに役立っているニキビダニですが、免疫力の低下や皮脂バランスの乱れなどで大量発生してしまうと肌荒れの原因につながることも。

 

この部分がニキビができる原因としてクローズアップされてしまったようです。

 

いくらていねいに洗顔しても毛穴の奥に寄生したニキビダニは2-3割程度しか洗い落とすことはできないことも分かっていますが、一定数を保つことで皮膚のpHバランスに貢献している存在でもあるのです。

 

言い換えれば、どんな美肌の女性でも自分の毛穴に顔ダニを飼っているということ。

 

というより美肌の人は、適量のニキビダニにお肌の健康を守ってもらっていると考えていいでしょう。

 

アクネ菌などの常在菌にしても顔ダニにしても全て根絶やしになってしまうと今度は別の肌トラブルが起きる要因になってしまうだけ。

 

必要以上に顔ダニを気にするのは逆効果ですよ。